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OUTPUT · 16:9 · PNG支序図(クラドグラム)は、複数の分類群を共有派生形質に基づいて配置し、系統関係の仮説を表す図である。外群を基準に形質の祖先状態と派生状態を判定し、羊膜卵、恒温性、毛などの獲得位置を枝上に示す。末端には現生種や分類群を置き、節は推定された共通祖先を表す。
根から末端へ進む各分岐は、系統が共通祖先から分かれた順序を示す。ある衍徴の印より先に分岐した群は原則としてその形質をもたず、印より後の群は共有すると解釈する。同じ節から分かれる群は姉妹群であり、階段状の配置や枝の左右を入れ替えても、分岐順序が同じなら同一のトポロジーである。
形質状態表を提示した後の系統推定演習で用いる。まず外群を選ばせ、各形質の極性を判定させてから、最少の進化回数で説明できる分岐を作図させる。「最も近縁な二群はどれか」「この節が表す単系統群は何か」と問い、共有派生形質、姉妹群、単系統性、最節約法を考査の論述・作図問題へ結び付ける。
節は、そこから分岐する分類群の推定上の共通祖先を表す。通常は特定の既知種ではなく、形質データから仮定された祖先集団または系統を意味する。
その形質を共有する最小のクレードへ至る枝上に記す。ただし恒温性のように独立獲得が疑われる形質は、相同か収斂かを検討し、必要なら複数の獲得位置を示す。
支序図は主に分岐の順序、すなわちトポロジーを示し、通常は枝長に時間や変化量を含めない。時間を尺度化した樹形図や、進化距離を枝長で示す系統樹とは区別される。